広告、アートがらみを歩きます。
少し昔、尊敬する上司にとってもいい言葉をもらいました。
広告のキャンペーンをけん引するのは、言葉なのだよ、と。「言葉で、旗を立てる」というイメージなのだよ、と。
ほほう。織田信長のは天下布武、武田信玄のは風林火山ってコトだな。この「旗メッセージ」は、広告が世の中に出る際には時に、姿を消していることもある。でも広告キャンペーンが活動する最中には、確実に中心で息づいていたりする。
胸を打つメッセージを考え出し、それをコアアイデアに昇華させる。これこそ広告をつくる醍醐味なのではないか。4月から上司に相談して、職名をCMプランナーにしました。コマーシャルメッセージプランナー。デザイナーの名刺も持たせてもらってますけどね。広告会社の中でのデザイナーのポジションは、平面グラフィックを担当するヒト、といった狭苦しいものとして了解されているなと感じていたりもしました。世の中的には違うのにね。AD系のヒトは、グラフィックは俺の仕事だけど、他のコトにはあまり口出ししない的な気風のヒトが多いのです。職能ボーダーを超えたクリエイティブのワークスタイルを実践すると決めた時に、CMプランナーの方が相応しいと考えました。コピー、ビジュアル、映像、インタラクティブ、メディアの組み合わせ、ユニークなメディア開発など、あらゆる表現要素をとっかかりとしてコアアイデアを自由自在に考え出すプロこそが、来たる場外乱闘時代の正統な広告クリエイターだと考えています。
メディア環境の変化をチャンスとして捉える、という視点で、お送りします。例えばたとえば、
・TV-CF(コマーシャルフィルム)を中心にアイデアを考えない。
・TV-CF以外のメディア(WEBとか)の広告にお金をかける。
・体感性の強いメディアでメッセージを放つ。
・広告キャンペーンを立体的に組み立てる。
・口コミを狙う。
・媒体社を広告枠の仕入れ先としてではなく、広告制作のパートナーとして考える。
・ダイレクトに個々の生活者一人ひとりに向けて、広告を打つ。
・今回の広告はTV-CFが一番効くな、と、思い返す。
・広告を「広告」として考えない。え、どゆこと?何なに?つづく。
まずは、時代的な背景について言及します。
生活者の情報の「仕入れ」方が変わってきた。例えばデジタルビデオレコーダーのおかげで、見たいTV番組を好きな時にCMをスキップして見られるようになった。つまりメディア側の時間割りに合わさずとも情報を仕入れられるようになり、目当ての情報だけを仕入れられるようになった。また、友達のブログから情報を仕入れたり、Google検索、Amazon検索などで仕入れたりするようになった。つまり、身近な情報やマイナーな情報、ホントに好きな情報を簡単に仕入れられるようになった。
http://www.probe.jp/EPIC2014/ブログや2ちゃんねる、mixiを代表とするSNSが普及したことで、気の合う生活者同士が知りたい情報を「共有」できるメディア環境が整ってきた。個人発の意見が、影響力を持ち、飛び火して広がるようになった。
個々の生活者が、自分なりの信頼の置けるメディアや、好きなメディアとの関係を、大切にできるようになってきた。情報の「仕入れ」方、「共有」の仕方の選択の幅が広がってきた。
では、広告はどうあるべきか。
広告は今まで以上に、生活者を惹きつけられる魅力をもたなければならなくなってきた。魅力のない広告は生活者に俄然「仕入れ」てもらえなくなってきている。広告の進むべき道筋は、生活者が自ら、それ目当てに積極的に関与したくなるくらいの強い魅力を広告が備えるという方向なのです。ブランドのユニークセールスポイントを微妙に描き分けたりするだけの面白くない広告は、しかとされる。その一方で、明快で共感できちゃうオモロ広告は、口コミでその評判がオートマチックに「共有」されて、広められたり爆発したりする。
広告の新しいあり方とは、メディア環境に対応させて、ヤバい!オモロい!みたいな心にグッとくるモノをちゃんとつくって存在させるコトなのです。至極、当たり前のコトなのです。僕らにとっては、へんてこりんなモノをつくらせてもらえる、チャンス到来!つづく。
広告ハイキングのテーマ曲は、□□□(クチロロ)の「朝の光」をおさえ、HARCOさんの「Night Hike」に、勝手に決定!
ブログの名前ですが、書こうとしているテーマをけん引できる、ポップでフットワークの軽いものにしたいと思っていました。
存在が移り変わろうとしている広告の情況の中で、自分が何をできて、何をしたいのかを書いていきます。余裕をもって、いろんな眺めを楽しんで、スキップしながら進んでいきます。広告が向かっていける土地はドンドン広がっているし、霧がパーっと晴れて素晴らしい景色に出会えたりする。酔い心地ですがマジで。
ちなみに、他のネーミング案。
・広告アドベンチャー
・広告トワイライトに思う
気ままな感じがいい。宝の山には辿り着きたいけど、断崖絶壁をよじ登るような、危険な行いはちょっといや。死なない程度に、こけちゃう程度に、冒険します。それと広告がこれから向かうべき場所は、厳然とした一つの到達点ではなく、ひょいひょいふわふわ拡散していくイメージがあります。
ブログを始めます!
ブログを書くってどんなコトなのか、
書くコトで自分がどうなれるのかを知りたくなったのです。
他の誰かと共感したいコトを書く。
見てくれたヒトの役に立ちそうなコトを書く。
友達や知り合いに知っておいて欲しいコトを書く。
忘れたくないコトや、広めたいコトを書く。
長く続けられるかどうかは分かりません。
まぁとりあえず始めて、気が向いた時にだけ書いていきます。
なんか、誰に向けて書いているのかよく分からない感じが変ですね。
さてさて今日は、ダウンジャケットを着ながら、多摩川の土手で満開の桜を見ました。。
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